国税庁より「平成27年分の相続税の申告状況について」が公表されました。国税庁のHP上で確認することができます。相続税の基礎控除額が40%減った後の最初の統計になり、非常に注目されていた発表になります。下記は東京国税局発表の「平成27年分の相続税の申告の状況について」をまとめています。

 

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平成27年分の相続税の申告状況について

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「被相続人数」は平成27年中に亡くなられた人の人数で、約25万3千人(平成26年約24 万9千人)です。「課税対象者」は相続税の申告書の提出があった「被相続人数」で、約3万2千人(平成 26 年約1万9千人)で、課税割合は 12.7%となりました。

相続税の課税割合の推移

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平成26年分の課税割合が7.5%、平成27年分の課税割合は 12.7%となり、5.2%増加しました。相続税の基礎控除額が改正された影響が出ています。

税額の推移

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税額の合計は、平成26年分の6,514億円に対し、平成27年分は7,615億円と116.9%増加しました。なお、被相続人1人当たりの税額については、平成26年分が3,501万円、平成27年分が2,364 万円と少なくなっています。

相続財産の金額の内訳

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※単位:億円

相続財産の金額の比率は、平成26年分に比べて、「現金・預貯金等」、「有価証券」が増加し、「土地」が減少しました。


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