相続税の路線価の発表は7月

平成28年の相続税路線価(以下「路線価」)は、平成28年7月1日に公表されました(下記は昨年の案内)。

平成29年3月27日現在、まだ国税庁からの案内はありませんが、平成29年の路線価についても、平成29年7月1日に公表されると思われま

平成29年1月1日以降に相続が発生している場合には、平成29年分の路線価を使って土地の評価を行うことになります。

上記のように、平成29年の路線価が発表されるまで、まだ3か月以上あります。

路線価の発表前に路線価を予測することができる

先日、国土交通省より平成29年1月1日現在の公示価格が発表されました。路線価は公示価格を基準として設定されるため、発表された平成29年の地価公示価格から、平成29年分の路線価を予測することができます。

渋谷区の路線価を予測

路線価図を確認

まずは国税庁のHPから路線価図を確認します。ここでは渋谷区の路線価図を見てみてみます。(平成28年分の渋谷区の路線価図の一部です。)

路線価図(国税庁HP)

 

路線価図

黄色箇所に、「公7基5」 という記載があります。

「公7基5」というのは、渋谷区の公示地価7番のポイントであり、かつ同基準地5番のポイントでもあることを示しています。

また、全面道路の路線価は490千円です。

公示地価の確認

次に、公示地価の確認を行います。

国土交通省のHPの中で、公示地価を調べることができます。

① 国土交通省の国土交通省地価公示・都道府県地価調査のページにアクセス

国土交通省地価公示・都道府県地価調査

② 地図上から東京都をクリック

③ 地図上から渋谷区をクリック

④ 「対象」を「地価公示のみ」にチェック「調査年」の「最新調査年のみ」のチェックを外し、「平成27年~平成28年」に。

「用途区分」を選ぶ(今回は「住宅地」にチェック。)。最後に「検索」をクリック

⑤ 検索結果が表示されるので、「標準地番号」で「渋谷-7」の「調査基準日が平成29年1月1日」のものを探して、「価格」をメモします。

⑥ 同様に、「標準地番号」で「渋谷-7」の「調査基準日が平成28年1月1日」のものを探して、「価格」をメモします。

ここまでで、準備は完了です。

予想路線価を計算する

路線価を予測するための情報をまとめます。

  • 平成28年分の路線価は490千円
  • 平成28年の地価公示価格は612千円
  • 平成29年の地価公示価格は630千円

調べた価格から平成28年の路線価を予測します。

490千円×630千円/612千円=504,411円

まとめ

このように、路線価は予測することができます。

既に相続が発生しているが路線価の発表前だから、相続税がどれくらいになるか分からない、などでお困りの方は、上記方法で計算し、概算の相続税額を把握することができます。


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